航空機関連サプライヤー向け説明会の開催結果と配布資料について
～「価格転嫁・取引適正化」＆「防衛生産基盤強化法」について～
当センターは、11月8日（金）に中部経済産業局と共催で航空宇宙関連産業のサプライヤーの皆様を対象として、「価格転嫁・取引適正化」及び「防衛生産基盤強化法」に関する説明会を開催しましたので、下記のとおり当日配布資料を添付して報告します。
この説明会は本年度の国等への要望書の中で、『【要望３】既存契約の見直し等による収益確保と情報セキュリティ体制強化の支援』を提示させていただきましたが、これに関わる国における対応策の一つですので、ご参考されますようお願いします。
記
1.日時
令和6年11月8日（金） 13:30～15:30
2.場所
中部経済産業局 2階 大小会議室
3.参加人数
48名
4.説明内容
（1）「価格転嫁・取引適正化について ～労務費転嫁指針を中心に～」
配布資料：引適正化説明資料.pdf
講師：中部経済産業局 地域経済部
航空宇宙・次世代産業課長 青山 美代子 氏
概要:
労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針（令和5年11月）に示され、内閣官房、公正取引委員会がこれに基づき、親事業者（発注者）に対して経団連、業界団体等を通じて要請するとともに、違反企業については、その実名を公表することで強力に推進。受注者は価格交渉において、都道府県の最低賃金や春闘の妥結等の公表資料を根拠資料として活用できると明示。
（2）「防衛事業を行うサプライヤーのための基盤強化措置について」
配布資料：君シカオラン.pdf
講師：防衛装備庁 装備政策部 装備政策課
防衛生産基盤強化法室 先任 山口 泰弘 氏
概要:
防衛基盤強化法（令和5年10月）に基づき、装備品等の安定的な製造等の確保のための取組（①供給網強靭化、➁製造工程効率化、③サイバーセキュリティ強化、④事業承継等の4類型）に対して、その事業計画の認定を受けることで、必要な経費が国から支払われる制度（通称「君シカオラン」）を紹介。
資料の中には、名古屋に２拠点設けられた相談のためのサポートディスクの所在とQ＆Ａ集もあります。
Comments